◆ 平安神宮













撮影日/05.6














池一面の睡蓮




















紅しだれコンサート 2006年 (06.4.7)





ライトアップされた桜は、この世のものとは思えないほど美しかったです。
昼間の神苑も素晴しく綺麗なのですが、夜の神苑は昼のそれとは別世界でした。
この世に極楽浄土があるなら、こんな場所なのだろうと思いました。





















この日のコンサートはチェロの溝口肇さん。
TVの「世界の車窓から」のテーマを作った方です。
ステージは写真中央に写っている尚美館(しょうびかん)
客席などなくて、庭園を回遊しながら聞きます。
なので、ご本人は豆粒にしか見えません。












陽がだんだん落ちて、紅しだれも輝きをまします。























溝口さん曰く
「今弾いているチェロは300歳なんですが、まだ2、300年は生き続けるでしょう。
私は次のチェリストに、このチェロを託すまで、彼女を大切に守るのが使命。
決して戦争などによって奪われることがないように…」

音楽も楽器も、そして文化遺産も…
平和な時代と恵まれた土地に生きてることを、あらためて幸せに思い、
このまま次の世代に受け継がなきゃ…と、心熱く思ったのでした。


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