◆ 京都芸術センター (元 明倫小学校跡)
撮影日/05.7 初旬 京都の中心にあった、たくさんの小学校は統廃合され、 新しく立て替わったものや、こうして別の目的として生まれ変わったものがあります。 今回 明倫小学校を尋ねて、自分が卒業した学校でもないのに これ程 懐かしく思うとはまったく考えていませんでした。 真ん中が磨り減った階段、スベスベのてすり、開きにくい窓、 緑青をふいた蛇口、きしむ廊下、油引きの匂い… どこにカメラを向けても、懐かしい思い出が蘇ってきました。 友達の顔まで… 時代が変わって、新しくなっていくのは仕方ないことだと思っていましたが、 こうしてここに居ると、古いものを失くすということは、 私達の思い出につながる、かけがえのないものも失くすことなんだなと思いました。 小学校時代に、これほどの思い出が残っているとは思っていませんでした。 出来るだけ長く、地元民にとってよい形で残していって欲しいと思いました。 | ||
大きな写真 |
||